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一歩塾 塾長のブログです。
今年度は、7名もの受験生が都立推薦を受験する予定です。(一歩塾開校10年目にして、過去最大の受験者数です。)
昨年末から、推薦受験希望者には、自己PR文や志望動機の書き方、作文などを指導してきました。いよいよ今週末が本番なので、この週末、面接と集団討論の対策を行いました。
中学校でも一通りの練習はやってくれるようですが、塾で実施すると伸びしろが満載。実際に本番と同じようにやってもらって、一人一人に立ち振る舞いやアピールの仕方などをアドバイスしていきます。さらに、生徒達にもそれを見せて、生徒同士で「どこが良かったか?」「改善点は何?」と、お互いフィードバックすることで、自ら気づきを得て練習を重ねるごとに良くなっていきます。
私は、今の仕事をする前には企業の採用担当者として5千名の学生を見てきたので、その視点でフィードバックをしていきます。
毎年、塾で面接や集団討論の対策を行っていますが、過去の合格者平均で内申が、2~4足りない生徒さんでも合格する子がいます。「えっ、そんなこと教えてもらわなかった!」ということも結構あるようです。
今回は、面接に関して、ちょっとしたことで大きく変わるポイントについて、いくつかご紹介します。
面接では、第一印象がとても大事です。多くの生徒は、「失礼します」とか「よろしくお願いします」という時に、言葉と動作を同時に行います。これでは、だらしなく見えてしまいます。これを、まず、
だけで、印象が大きく変わります。
だらだらと自分の言いたいことを話し始める人が多いです。はじめに、「私が中学校でがんばってきたことは、3つあります。一つ目は~。二つ目は~。三つ目は~。」と、何について話すのかを伝えます。その上で、実際に伝えたいことを伝えます。そうすると、聞く方は、何について話すのかがわかるので、とても聞きやすく、メッセージが何倍も伝わりやすくなります。
多くの生徒がアピールする内容について、具体的に自分が何をしてきたのかをうまく伝えることができていません。例えば、「私は3年間部活動に熱心に取り組みました。」「部長としてメンバーをまとめました。」など、一般的な話で終わっています。これでは、せっかくのアピールがもったいないです。具体的に、自分が何をしてきたのかを話さないと、相手には伝わりません。
この3つを意識して、話す内容を考えるだけで、一気に魅力のある自己PRができるようになります。ぜひ、やってみてください。他にも、塾生には本番で最高の状態を発揮できるとっておきの方法も伝えました。
今日も、読んでいただき、ありがとうございました。