今回は、『「学力」の経済学』という本の内容をご紹介したいと思います。この本では、教育や子育てに関して一般的に言われている事柄を、データを用いて明らかにしていきます。

教育に関しては、誰か権威のある人が言ったことだったり、昔から言われていることで正しいと思われていることであっても、ちゃんと調査をしてデータ分析してみると誤っていることが結構多いそうです。

筆者は、教育や子育てについても、科学的根拠に基づいてやっていくことの大切さを述べています。

CASE1:「テストで良い点を取ればご褒美」と「本を読んだらご褒美」は、どちらが子どもの学力を上げるのに効果的か？

だから、「テストで良い点を取ればご褒美」というのは具体的な行動につながらず、成果が上がらないことが多い。それに対して、「本を読んだらご褒美」というのは、本を読んだらご褒美がもらえることが明らかなので、子どもも取り組みやすい。だから、この方が効果が上がるということでした。

ここから得られる教訓

ご家庭でも、このようなことを意識して、お子様と関わってみてはいかがでしょうか？