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食事は、身体のことだけじゃなく、学力や心の問題にも関係している!?

《こういう子どもが増えてきています》

  • 「疲れた~!」という言葉を連発する。
  • 長時間勉強に集中できない!落ち着きがない!
  • 学校でも、じっと座っていられない。すぐにキレる…

これらのことが、実は食事に関係しているかもしれません。

私自身、健康に人よりは気を遣い、これまで数多くの書籍をはじめ、いろんな情報を得てきました。そして、たくさんの子ども達を見てきて、食事が脳や心に大きな影響を与えていると確信を持つようになりました。今回、様々な方が共通して言われていることで、私自身が自分の子どもにも気をつけていることをここに書きたいと思います。

子ども達の健康を守り、健全な成長をしていくため、ご家庭の参考になれば幸いです。

  • 糖分の取り過ぎは、低血糖症をもたらし、脳が正常に働かなくなります。「ボーっとして無気力になる ➡ イライラして攻撃的になる」を1日に何度も繰り返す。
  • 脂質の摂りすぎで、この30年で、肥満児が3倍に増えている。成人病のリスクも増大。
  • 学習障害や発達障害は、栄養の偏りや食品添加物が原因という研究発表がある。

また、学校の給食も栄養学的な観点では全く問題ないと言われていますが、日本人の本来の食事とは程遠く、決して健康・安全な食事であるとは言えないそうです。荒れていた学校で、学校の給食を地元で採れた安全な食材を使った日本本来の和食にしたら、学校が落ち着いた、あるいは成績が向上したという話もあります。

学校の給食を食べていれば安心という考えはせずに、子どもの健康は、親が守っていくしかないと思います。

家庭でできること

  • スナック菓子、菓子パン、清涼飲料水(スポーツ飲料も含む)はなるだけ取らせない。

例えばポテトチップスには、35gの脂質があり、茶碗3杯分のカロリーにもなります。清涼飲料水には、30gの砂糖が入っており、これは1日の摂取量の3倍。

  • ファーストフードや加工食品はなるだけ避ける

これらは手頃で非常に便利ですが、多くの油や食品添加物が含まれています。例えば、レトルト食品、ハム・ベーコン・ソーセージなど。

  • 食品添加物のなるだけ入っていないものを選択する

(着色料、発色料、保存料、香料、酸化防止剤、乳化剤、たんぱく質加水分解物など)

  • パン食よりも日本食を!

小麦に含まれるグルテンや乳製品に含まれるカゼインが、腸に問題を引き起こし、精神を不安定にする。また、マーガリンはプラスチックと同じ成分で作られています。

  • おススメは、日本の伝統的な食事です。ご飯、みそ汁、魚料理など。玄米、雑穀などには、日本人に必要な栄養素がバランスよく含まれています。

参考図書:『子どもの体が危ない』(幕内秀夫著)

参考図書:『キレる・多動・不登校…子どもの「困った」は食事で良くなる』(溝口徹著)