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人生の成功を決めるのは『やり抜く力』

今回、ご紹介するのは「やり抜く力 GRIT」という本。

GRIT

学校の勉強において、大きな成果を上げる人はどんな人なのか?また、 起業家、ビジネスマン、アスリート、アーティスト、学者など、様々な分野で成功した人に共通するものは何か?この本の中で、さまざま人を調査してわかったことは、人生のあらゆる成功を決めるのは、IQの高さや才能ではなく、GRIT(やり抜く力)なのだと、結論づけています。

子ども達にも「やり抜く力」の大切さを伝えたくて、ワンステップの授業でもこの内容を7月のはじめに取り上げました。授業で話した抜粋と、大人の関わり方次第で「やり抜く力」は伸ばせるという話を今回は紹介したいと思います。

やり抜く力

エジソンは電球を発明する

やり抜く力は強くすることができる

1.興味・・・自分がやっていることを心から楽しむと「情熱」が生まれる。目標に向かって努力することに楽しみや意義を感じる。
  • 今打ち込むものがある人は、それに全力投球する。
  • ない人は、目の前のことを楽しんで全力でやってみる。

記録することで学習時間が自然に増え、本人のモチベーションも高まります。

2.練習・・・やり抜く力の哲人たちは、全員「カイゼン」を行っていた!
  • 昨日よりも「うまくなるように」「できるようになるように」努力を怠らない。自分の今のスキルを上回る目標を設定してそれをクリアしていくこと。
3.目的・・・目的意識を感じないものに、興味を持ち続けることは難しい。
  • 「今やっていることは、○○につながること」だと考える
4.希望・・・希望は困難に立ち向かうための粘り強さになる。
  • 人は変われる、成長できると信じている「成長思考」の人は、『やり抜く力』が強いことがわかっている!
  • 「自分の努力次第で将来はよくなる」と思うことが大事!

今の自分にできることは?

  • 今やっていること(部活、習い事)に全力で取り組む!
  • 勉強も一生懸命にやる
  • ただやるのではなく、常に工夫してやる
  • 今までより、もっと得点を上げれる方法はないか、もっと楽にできる方法はないかを考える
  • 手を抜かないでやる
  • やり抜く力を鍛えれば、将来成功する可能性はグンと高くなる!

子どもの頃の「ほめられ方」が一生を左右する

子どもが成功や失敗をした時に、周りの大人がどんな反応をしてきたのかが、子どものやり抜く力に大きく作用している

「やり抜く力」を妨げる表現
  • 才能があるね!すばらしい
  • まぁ、挑戦しただけえらいよ!
  • よくできたね!君はすごい才能を持っている
  • これは難しいね。できなくても気にしなくていいよ
  • これは君には向いていないのかもしれない。でもいいじゃないか。君には他にできることがあるよ
「やり抜く力」を伸ばす表現
  • よくがんばったね!すばらしい
  • 今回はうまくいかなかったね。一緒に今回の方法を見直して、どうやったらもっとうまくいくか考えてみよう
  • よくできたね!もう少しうまくできたかもしれないと思うところはあるかな?
  • これは難しいね。すぐにできなくても気にしなくていいよ
  • もうちょっとがんばってみようか。一緒にがんばれば必ずできるから