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塾長ブログ

一歩塾 塾長のブログです。

『折れない心の強さが将来を切り拓く力になる!』

私が、塾でワンステップの授業を運営している思いの一つに「強い心を持った子どもを育てたい」ということがあります。それは、「強い心」が将来社会で活躍できるようになるために必須の能力であり、子どもの頃から意識して鍛えていけば、必ず身につけられると思うからです。だから、毎回の授業の中でも、自分の気持ちを前向きにする様々な取り組みを行っています。 今回、とても共感できる本に出会ったので、ご紹介したいと思います。

近年、ストレスが多く変化の激しいビジネスの世界で、自分の実力を発揮し成功するには、『レジリエンス』を鍛えることが重要だと言われています。「『レジリエンス』とは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス」で、アメリカでは「IQや学歴より『レジリエンス』が人生の成功・幸せを決める」という経営学者までいるほどです。

レジリエンスの3つの側面

  • ①回復力-つらいことがあって心が折れそうになっても、すぐに復活することができる力
  • ②緩衝力-「打たれ強さ」ピンチやトラブルに直面しても、めげずにあきらめずにはね返す力
  • ③適応力-変化に適応する力、世の中の変化のスピードが増している現在、ますます重要な力

この3つを持ったレジリエンス・キッズの育て方

1.外的要因・・・子どもを取り巻く環境

一番はやはり、安定した家庭での親子関係が大切-家族同士のコミュニケーションが明快で、親子、夫婦の間で感情の表現をオープンにできること。また、困難に出会っても前向きに対処する親の姿は、子どもにとって最高のお手本になります。

2.内的要因・・・子ども自身に身につけてほしい力と、それを親がサポートする方法を簡単にまとめました。
  • ①自尊心-自分を否定せずに肯定し、自分の価値を認めることができる力。

⇒ 家庭でポジティブストローク(相手の存在を認めるすべての行為)を習慣化する

  • ②感情調節-落ち込んだり、失敗したときでも、感情をコントロールすることができる力。

⇒ まずは落ち着かせる。ネガティブな感情に名前をつけて「見える化」する。子どもの気持ちに共感する。